※2024年9月、【SINSKE】から【石原慎之助】に改名致しました。
3歳よりピアノを始め、13歳より打楽器を、20歳よりマリンバを演奏。
桐朋学園大学音楽学部打楽器科を首席で卒業し読売新人演奏会にて演奏後、ベルギー政府特別奨学金の資格を得て留学。ベルギーにてブリュッセル、アントワープ両王立音楽院、各打楽器科を首席で卒業。フランス・パリ市立音楽院のソロスペシャリゼーションコースを優秀な成績で修了。
卒業後6年間、欧州でクラシック打楽器奏者、マリンバ奏者としてフリーランスで活動を続け、ベルギー放送交響楽団等、オーケストラと協奏曲をソリストとして共演する他、多数の国際コンクールにて優秀な成績を収める。
「テヌート2000音楽コンクール(ベルギー)」にて最高位、ベルギー著作権協会賞も重ねて受賞。「トロンプ2000国際音楽コンクール(オランダ)」にて第3位を獲得。「第3回世界マリンバコンクール(ドイツ)」にて第2位を受賞。この他にも数々のコンクールに入賞。
2003年にヨーロッパでの活動に区切りをつけ帰国。ヤマハと世界に1台のMIDIマリンバ「EMP」を開発し世界初のEMP奏者としてさらなる独自の音楽表現手段を獲得し、FUJI ROCKフェスティバル’03に出演するなど注目を集める中、アルバム「INFINITY」でメジャーデビュー。現在までにソニー・ミュージック・ジャパン・インターナショナルより5枚のアルバム、自身のレーベルより9枚、キングレコードより1枚のアルバムをリリースしている。
近年ソロ活動と平行して尺八演奏家「藤原道山」や女性マリンバ奏者「三村奈々恵」とのデュオ活動にも精力的に取り組み、尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ「藤原道山×SINSKE」としてこれまでアルバムを13枚リリース。2021年に活動開始10周年を迎え、記念CD「十年十色」を携え、全国11都市13公演を開催。
またデビュー10周年となる2013年には日本舞踊協会新作公演「創国紀」(2013年、国立劇場)の音楽・演奏を手掛けるなど、多数の舞台音楽が好評を博している。
これまでに欧米世界13ヶ国で演奏を行い、キューバ、ベルギー等から集まった打楽器奏者達とのアフリカ遠征&レコーディングや、2016年には「藤原道山×SINSKE」でベルギー、フランス、ルクセンブルクにてツアー、2018年マレーシア、2019年イタリア、2022年メキシコ、2024年スペインで公演を行うなど海外での活動にも精力的に取り組んでいる。
後進の指導にも積極的にあたり、マリンバ教室を主宰し、アマチュアからプロ奏者まで幅広く指導、そして楽器未経験者を対象とした誰にでも手軽にマリンバの楽しさや演奏が体験、実感、出来るマリンバのワークショップやアメリカ、シカゴにて行われた「Zeltsman marimba Festival」にて招待演奏及びマスタークラスの講師を務めるなど活動は多岐に渡る。
またテレビ朝日系列 「題名のない音楽会」「関ジャム 完全燃SHOW」、Eテレ「ムジカピッコリーノ」等のテレビ番組を始め新聞、ラジオ、雑誌など各メディアにもたびたび取り上げられており、2016年4月よりSONYのスマートフォン/タブレット「Xperia」の魅力をリアルユーザーが語る「Xperia FILE」、同年11月よりWEB CMに出演。2017年4月より2018年3月までインターネットラジオ「OTTAVA」にて初のパーソナリティを務めた。
2019年5月よりオンエアされたJR東海【TVCM】「そうだ 京都、行こう。」苔と新緑編の演奏に参加、同年7月にはウクレレ奏者「近藤利樹」とコラボレーションした楽曲「SUNNY SIDE」がMBS「お天気部テーマ曲」の夏のテーマ曲に決定致、MBSの人気番組「ちちんぷいぷい(月~金 午後1時55分)」他にてオンエアされる。
2023年、CDデビュー20周年を迎え紀尾井ホールでの記念コンサートを開催しCDをリリース。
安倍圭子、赤松敏弘、Eric Sammut、Bart Quartier、Emmanuel Segourneにマリンバを師事。(各敬称略)